やっぱりアレだ。
AirPods Proの純正イヤーチップがいつの間にか耳穴にフィットしなくなり、音質に不満を感じてCOMPLYとかAZLAとか、サードパーティー製のチップに替えてみた。最初のうちは良いのだが、しばらくするとどうもしっくり来ない、自分が求める音じゃないなと感じるようになる。
COMPLYのイヤーチップは低反発形状記憶フォームで耳穴にピッタリフィット。と言いたいところだが実際は耳穴に異物を詰め込んでいるような装着感。中低域寄りのバランスで腰の座った音だが逆に高域の繊細さは不得意な感じ。AZLA SednaEarfit Crystalは中高域強めでメリハリ調。長時間聴いていると疲れてくる。あくまで個人の感想だが。
その後、Bluetoothワイヤレスオーディオではハイレゾが楽しめないからとSENNHEISERの有線イヤフォンIE 100 PROに替えてみたものの、やっぱり有線は煩わしいとBluetoothモジュールを買い足して結局これもワイヤレス化してしまうという迷走ぶり。
全く、何をやってんだか
そんなこんなで現在はどうかというと、またAirPods Proに戻っている。イヤーチップも純正チップに付け替えた。ただ、いつの間にかスカスカになっていたMサイズからLサイズに替えている。Lサイズでも装着状態テスト結果は不合格なのだが、これについてはCOMPLYとAZLAでも同じだったのでもう気にするのはやめた。それで肝心の音質はどうなったかというと、低音はやはり以前ほどのエネルギー感は感じられないものの、低音の解像度はCOMPLYやAZLAより高いように感じる。それ以外の部分では音域バランスに偏りがないとか、着けている事を忘れるほどの自然なフィット感とか、電源のOn/Offを意識しなくていいとか、総合的に見ればこれがやっぱりベストなんだと再認識した。
そして、なんと言ってもこれがApple製品という事。