冷静と物欲の間で

ガジェット好きな私の静かな生活

ウネってる充電スタンド

Amazonでmiak 3in1 WAVE ワイヤレス充電スタンドを購入した。

miak 3in1 WAVE ワイヤレス充電スタンド

miak 3in1 WAVE ワイヤレス充電スタンド

まあまあウネってるデザインで、WAVEという製品名はここから来ているのか。自分で言うのも何だが、何かとデザインに凝りたがるApple製品好きにウケそう。ワイヤレス充電スタンドは色々あるが大抵は機械的なデザインなものが多くて、こういうデザインはあまり見ない気がする。カラーはホワイトとブラックの2色展開だが、Macユーザーならやっぱりホワイトでしょ、という事で。ブラックはホコリが目立つし...。MagSafe対応のiPhoneとかQi対応デバイスとか、ワイヤレス充電に対応するデバイスを3台まで同時充電出来て、USBポートから有線充電にも対応。つまり、僕が今使っているiPhone14 ProとAirPods ProとApple Watch Series 3の充電を、これ1台でまかなえるという事だ。

充電スタンド背面

充電スタンド背面。給電用USB-Cポートとデバイス充電用のUSB-Aポート。

それまでは、Apple純正マウスとかトラックパッドを使っていた事もあって、これらの充電をLightningケーブルでやっていた。ベッド脇のコンセントに挿したAnkerのPowerPort 4というUSB-Aの充電器はiPhoneApple Watch用、デスク下のテーブルタップに挿したApple純正20W電源アダプターはマウスとトラックパッドAirPodsで共有という風にして、それはそれでよかったのだが、昨年の後半からロジクールM650 Lという乾電池式ワイヤレスマウスを使い始めた事で純正マウスとトラックパッドを使わなくなり、その頃からiPhoneAirPodsもいつかはワイヤレス充電に変えたいと思っていた。それに、今までiPhoneに設定していた毎朝のアラームを、ベッド脇の小机に設置しているHomePod miniに肩代わりさせた事で、iPhoneApple Watchをその小机に一緒に置いておく必要がなくなり、これらを充電も兼ねてデスク上にまとめて設置した方が、オンデマンド的な意味でも使い勝手が上がるんじゃネ?と考えた。

3in1 WAVE ワイヤレス充電スタンドの仕様は、ざっとこんな感じ。

○対応デバイス

○スペック

  • USB-C 入力:最大18W(9V/2A)
  • ワイヤレス出力:3W/5W/7.5W/10W/15W
  • 合計最大出力:15W
  • サイズ:W184 x D65 x H113mm
  • 重量:196g

○付属品

  • 取扱説明書(保証書入り)
  • 給電用USB-C to Aケーブル(1m)

○各充電エリアとUSBポートの最大出力

○使用上の注意点

  • MagSafe対応iPhone以外のデバイスで使用する場合、マグネットでの固定は不可。
  • 3台同時充電には、20W以上の出力に対応する電源アダプターとUSB-C to Cケーブルが別途必要。
  • 複数デバイスの同時充電時は各デバイスが要求する電力を自動的に分配するが、充電時間が長くなる可能性あり。

複数デバイスの同時充電時は充電時間が長くなる云々...というくだりが今更ながらちょっと気になる。最大出力が15Wだからそうなるんだろうが、それならもっと高出力な仕様にすればよかったのに。そう考えると何だかモヤモヤするなぁ。でも、他のワイヤレス充電器のスペックもいくつか調べたけど、結局どれも似たり寄ったりなんだな。まあ、実際の運用を考えると常に3台同時充電という事はあまりないか。少なくともLightningケーブルを都度抜き差ししていた事を考えれば、まだマシかな?

早速試運転という事でiPhoneApple WatchAirPodsと全部付けて、何も考えずにAnker PowerPort 4に繋げてみたところ、遅々として充電が進まない。「こんなに遅いのかー!」と一瞬ガッカリしたが、よく考えたらPowerPort 4の1ポート当たりの最大出力は12W(5V/2.4A)なので当たり前か。それならApple純正20W電源アダプターで!と思ったら、こちらは差込口がUSB-Cなので付属品の給電用ケーブルが使えない。仕方がないので、昨年泣きながら購入したiPad Proの付属品で普段充電に使っているUSB-Cケーブルでとりあえず試したところ、まあまあ納得出来る充電時間だった。

通電状態の充電スタンド

通電状態の充電スタンド
正面のインジケーターランプはデバイスの充電状態により色が変化する。

このワイヤレス充電スタンドが問題なく動作するのは確認出来たが、USB-Cケーブルを別途購入する必要が出て来た。せっかく充電スタンドがクレジットカードのポイント利用で販売価格より安く入手出来たのに。最初はApple純正でとも考えたが、iPad Proのケーブルとカブるのもどうかと思い、別メーカーにしようとまたAmazonで物色。見た目と価格でUGREENのケーブルをポチる。USB PD対応で最大出力100W(20V/5A)。ナイロンファイバー編み込み式の被覆はメチャメチャ耐久性ありそう。しかもApple純正品より安いし。振り返ってみれば充電スタンドを安く買えた分、そのままケーブル代で飛んだ感じだな。

UGREEN USB-C to Cケーブル

UGREENのUSB-C to Cケーブル。片方の端子だけL字型のタイプにした。

iPhone、AirPods、Apple Watchを同時充電

iPhoneAirPodsApple Watchを同時充電中の図。

スタンドの底面に付いている薄いゴムクッションは、グリップ性がほぼゼロのためiPhoneを脱着する度にスタンド自体がズレて鬱陶しいので、グリップ性を高めるために小さくちぎった「ひっつき虫」を貼って対処した。

底面にひっつき虫

底面にひっつき虫を貼ったところ。
ゴムクッションの上に貼らなかったのは、デスクから剥がす時にゴムクッションまで一緒に剥がれる可能性があるため。

これで、身の回りの小物デジタルガジェットのワイヤレス充電環境への移行は、一応完了した。あと手を入れるとすれば、電源アダプターをもっと高出力のものに替えてみる、とか?