昨年の6月にWi-Fiルーターを入れ替えた。それまではAppleのAirMac Extreme BaseStationと、中継用にAirMac Expressを使っていたのだが、これが思ったほどスピードが出ていない事でモヤモヤしていたのだ。AirMac ExtremeはIEEE802.11ac対応なのに、どう設定してもせいぜい173Mbpsあたりがやっとだったし、Expressにいたっては電波をうまく中継出来ず、階下のAppleTV HDと同じ階に設置していたにも関わらず接続がプツプツ切れたりして困っていた。
そこでAirMacとはスッパリ縁を切り、天下のNEC製ルーターと取り換えた。こちらはさすがに高性能で、ほぼ安定して866Mbpsという数値を叩き出している。最初のうちはこのルーターだけで家中どこでもネットが繋がって快適だったのだが、最近は場所によって繋がりにくい事があって、同じくNEC製の中継機PA-W1200EXを買って来た。
いつもはAmazonでポチるのだが、なぜかこの機種の新品が販売されてなかったので、一抹の不安を抱えながら久しぶりに近くの家電量販店に足を運んだ。今回も「欲しい物に限って手に入らない」パターンか?
結果としては普通に売っていて、珍しくスンナリと手に入れる事が出来てシアワセ。
他メーカーの同等製品と同じく、これも壁のコンセント直挿しタイプ。写真では肝心な所をぼかしているが、本体の裏側にWebページのログインパスワードとかSSID関連の情報が印刷されている。これはちょっと踏み込んだ設定をする時に必要になるもので、NEC同士で普通に接続する場合はスルーでOK。
さて、これをかつてAirMac Expressを挿していたコンセントに挿して、試しにルーターを設置している2階の自室のドアとApple TVのある1階の居間の入り口を閉めて、Apple TVのWi-Fi電波強度をチェックしたところ、結果はすこぶる良好で久しぶりに途切れない映像が楽しめた。
やれやれ、木造2階建てでもやっぱり中継ぎは必要なんだな。
ちなみに、上から2番目のランプはLINK状態を示すランプ。これがグリーンなら受信レベルは「強」なのだがオレンジは「中」らしい。ちょっと気になるが、まあいいか。