冷静と物欲の間で

ガジェット好きな私の静かな生活

トラックボールにさよならを

やっぱりダメだ。

ケンジントンのスリムブレイドトラックボールを使い始めて1ヶ月あまり。親指だけで小玉を操作するのと違って、確かにコントロールしやすい事に間違いはなく、数年はこれで過ごせるかなぁーと思っていたのだが。

9月7日の投稿にも書いたが、スリムブレイドの大玉の操作感はApple Magic Mouseに一部通じるところがある。だが、何か違う。いや、マウスとトラックボールでは構造からして違うので当たり前なのだが、それにしても馴染めない。そうなるとやっぱりボール操作自体がダメ、という事なのか。でもそれはナゼ?

実行したいコマンドのところにカーソルを持って行き、ボタンクリックでコマンドを実行する。この操作を指先だけで済ませるのか、手首や時には腕全体で動かすのか。普通に考えれば指先だけで済ませる方が楽に決まってるし、だからトラックボールを試している。それでもモヤモヤしているという事は、それだけでは解決できない何かがあるんだな。要するに、どちらの操作が直感的と思えるか、という事。

例えば、こう考えてみたらどうだろう。

木にリンゴがひとつ生っているとする。リンゴがぶら下がっているところは跳び上がって手を伸ばせば届く高さ。そのリンゴを獲るのに跳び上がって手を伸ばすのがマウスで、マジックハンドを使うのがトラックボールだとする。どっちのやり方が頭に浮かびやすいだろうか?

熟考して、やっとスッキリした。結局のところ、私にはトラックボールは向いていないのだ。少なくとも私の脳ミソは、トラックボールを直感的なデバイスと捉えていない。理屈じゃなくて、感覚的に。だから、もう本当に二度とトラックボールには手を出さないと決めた。

ただいま。Magic Mouse

Apple Magic Mouse