冷静と物欲の間で

ガジェット好きな私の静かな生活

恨めしの大容量ドライブ

認識しなくなったハードドライブ

WOWOWの映画番組録画用として昨年9月に購入した、バッファローの容量4TB外付USBハードドライブがいつの間にか不調になり、認識出来なくなっていた。録画予約していた「TENET テネット」を観ようとして発覚した。

ハードドライブ不調の原因としては、まずデータ記録領域の不具合が考えられる。記憶領域のどこにどのデータが格納されているかを管理する仕組みが壊れてしまって、データそのものはちゃんとあるのに正しく読み出せなくなっている状態。あとはテレビとかの接続先とデータのやり取りをするインターフェース部分の不具合とか。

そうは言っても、なにしろテレビ側が全く認識しない。試しに別のUSBハードドライブを接続すると普通に認識して動作するので、少なくともテレビ側の問題ではないし、問題のハードドライブもそれまでは正常に動作していた。愛機MacBook Airにも繋げてみたが、デスクトップにアイコンが表示されず、ディスクユーティリティーでも反応なし。だけどこれだけではどこに問題があるのか切り分けも出来ないなぁ。

最終的にバッファローのサポート窓口に確認したところ、保証期間内なので無償修理で対応してはもらえるのだが、ここで言う修理とは同等スペックの他製品と交換する事であり、筐体を開けて問題を特定し、必要に応じてパーツ交換しての修理、という事ではないらしい。つまり今まで録画して来た映画は永久に失われてしまうのだ。うわーん(;o;)!

但し、バッファローでは適正料金でデータ復旧をするサービスがあって、どうしてもという場合は別料金にはなるがデータをなんとかしてくれるという事だ。その料金表を見てみると、最も安価で済んだ場合で33,000円からだと。へぇー...わわーん(´༎ຶོρ༎ຶོ`)‼︎

ちょっと待って。このハードドライブは1年も保たずにダメになった。ここで大枚叩いてデータ復旧してもらったとして、また1年足らずで壊れたらその度に大枚叩くのか?録画データの価値はそれだけの出費に見合うものなのか?

普段あまり使ってない頭をフル回転させて熟考し、以下の結論に達した。

修理はしない。今までの録画データは無かったものとして諦める。とりあえずは先述の試しに使った180GBのハードドライブをそのまま一杯になるまで使う。今後、録画用に購入するハードドライブは容量500GB程度を限度とし、ドライブ毎に録画したタイトルを記録してライブラリーを管理する。これにより、ドライブが故障した際の精神的ダメージを最小限に留める。

4TBなんて大容量のドライブを購入して、安心していた自分が今となっては恨めしいが、最近はこういう話でモヤモヤする事が多くなった気がする。