ゼンハイザーが好きという事
新年早々、Mac用にまた新しいヘッドフォンを購入した。
SENNHEISER（ゼンハイザー）のHD 560S。
発売当初から目を付けていたものの、30,000円近い価格においそれと手が出せずしばらく放置していたのだが、Amazonのタイムセールで10,000円ほど安くなっているのをたまたま見つけ、このチャンスを逃すまいと購入に踏み切った。
HD 560S スペック
- ドライバー：38mmダイナミックドライバー
- 再生周波数帯域：6〜38,000Hz
- インピーダンス：120Ω
- 入力感度：110dB(1kHz/1Vrms)
- 質量（本体のみ）：240g
- コード：1.8mストレートコード（3.5mmステレオミニプラグ）片出し 着脱式
- 開放型
付属品
- 6.3mm標準プラグ変換アダプター
ヘッドフォンはいくつか購入して来たが、低音が量感不足だったり、中音域が凹んだ感じだったり、イヤーパッドが耳の最適ポジションに合わせ辛かったりと、なかなか納得の行くものに巡り会えていなかった。
しかーしこのHD 560Sは大正解！
低域から高域までがバランスよく出ているし、ひとつひとつの音に存在感があって「ここで鳴ってるよー！」というのがよく分かる。ヴォーカルの微妙な息遣いとか、楽音の微かな余韻なんかもちゃんと聴き取れる。しかも、解像度が高いのにどこか暖かみというかしっとり感があって、特に高音の艶感には思わずゾワッとなる。開放型とあって、音場は広くその場の空気感まで伝わって来るようだ。それと、着け心地が本当に良いんだな。一見すると側圧が強そうに見えるが、実際に着けてみると左右からやんわりと押さえられている感じで、長時間でもそれほど苦にならない。
それと、面白い事にこのヘッドフォンは、ドライバーが僅かに手前に向くように取り付けられている。E.A.R.テクノロジーというゼンハイザー独自の技術との事で、L／Rのスピーカーとリスニングポジションが正三角形の頂点となるように配置した、理想のリスニング環境を再現するというもの。そう言われてみるとそんな感じがしなくもないが、まあ普通かな。
とにかくこのヘッドフォンには欠点らしいところが何も見当たらない。少なくとも僕の耳には。
ちなみに、このHD 560Sと音の傾向が良く似たヘッドフォンで、十数年前に購入して未だ現役でメインのオーディオシステムに繋げているお気に入りがある。知る人ぞ知るHD 650という機種で、これもゼンハイザー。
ちょっと待って
という事はつまり、僕はゼンハイザー大好きジジィ、という事か。
なんか良いかも。そう言えば、去年購入したイヤーモニターIE 100 Proもゼンハイザー。
やっぱり、そうなんだ。
