miak 3in1 WAVE ワイヤレス充電スタンド(以下、WAVE充電スタンド)を使い始めて3ヶ月。iPhoneとAirPodsは特に問題なく充電出来ていてそれなりに便利ではあるのだが、Apple Watchが一晩中かけてもフル充電にならないのがずっと気になっていた。夕方の5時過ぎに充電を始めても翌朝6時でまだ80%ぐらいにしか充電出来ていない。Apple Watchに付属の磁気充電ケーブルと出力5Wの電源アダプタを使っていた時は、翌朝には確実に満充電になっていたのに。
机の引き出しにしまい込んでいたこのケーブルと電源アダプタを引っ張り出して来て、改めて残量45%から充電を始めてみたところ、5時間後には100%になっていた。ちなみにWAVE充電スタンドのApple Watch充電エリアの最大出力は3Wだが、充電が遅い原因はコレか?
このWAVE充電スタンドでiPhone、AirPods、Apple Watch全てを同時充電するには20W以上の出力の電源アダプタが必要という事なので、Appleの20W 電源アダプタを付けているのだが、たとえこれを30Wや50Wのものに替えたとしても最大出力が3Wである以上充電効率は変わらないはずだが、ちょうど手元にUGREENの30W PD充電器があるのでダメ元で試してみた。
やり方はこんな感じで。
- WAVE充電スタンドにApple Watchだけを付ける。
- 充電時間は午後5時から翌朝6時までの13時間。
- 充電開始時と終了時のバッテリー残量から充電量と1時間あたりの充電効率をチェック。
- 同じ方法でApple 20W 電源アダプタの充電効率もチェックして比較する。
結果
UGREEN 30W PD充電器 13時間で44%充電 充電効率3.4%/h
Apple 20W 電源アダプタ 13時間で43%充電 充電効率3.3%/h
充電開始・終了のタイミングが微妙に前後にズレた事もあり数値が揃っていないが、予想した通り違いはない。それにしても充電効率がこれほど低いとは思わなかった。と同時に出力5Wの純正電源アダプタの効率の高さを再認識。こんなショボい結果を見せつけられたらこの充電スタンドを使う気が失せて来るなぁ。こんな事なら純正充電ケーブルに戻した方がよっぽどマシじゃないのか?
そんなわけで、Apple Watchの充電には以前のように純正充電ケーブルと5W電源アダプタに戻す事にした。それと、最近Magic MouseとMagic Trackpadを再び使うようになった事もあり、これらの入力デバイスとiPhone、AirPodsの充電には20W 電源アダプタに繋げたUSB-C - Lightningケーブル1本を共有する事で最終解決とした。
WAVE充電スタンドはHARD OFFにでも売りに行くか。