昨年の12月にAppleのスマートスピーカーHomePod miniを購入し、Apple Musicとかポッドキャストなどを楽しんでいる。音質は必ずしも最高!とまで行かないにしても、1万円ちょっとという価格帯の中ではそこそこ満足出来るレベルかと思うし、「ヘイ、シリー!」と声をかければ好きな曲を流したり天気を教えてくれたりするので、さしずめ「小利口なトランジスタラジオ」といったところか。単体ではモノラル再生だが、当初は部屋の中で漠然と音楽が流れている感じにしたかったのでステレオフォニック的な臨場感などは求めていなかったし、部屋の隅のCDラックにでも置いておけばいいと思っていたが、何となく物足りないという感じがなくもない。今回27インチのディスプレィを導入した事だし、せっかくだから大画面でApple MusicのPVとかAppleTVを楽しもうと思うのだが、音が画と別のところで鳴っているのは違和感があり過ぎる。
そんなわけで、CDラックに設置していたHomePod miniをデスク上に移し、ついでにもう1個買い足してステレオペアで運用する事にした。出来ればデスク上にはあまり物を置きたくないんだけど、今回は仕方ないか。
デスク上に移動したHomePod mini。メカっぽくないデザインなので思ったほど「機材置いてるぜ」感はない。
2台目mini乱入。
2台目のHomePod miniをステレオペアに設定するのはとても簡単だった。開梱してコンセントに繋げば電源が入り、iPhoneの画面に上の図の1番が表示されるので、あとはこの流れに沿って操作すればいい。ちなみに上の図には載っていないが、手順の一番最後で丸いフレームが表示されてその中にHomePod miniを収めろと言って来るので、そのようにiPhoneを近づけて行くとフレーム内に収まるや否や表示が消えて設定完了。あっという間だったのでスクショを撮り損ねてしまった。
さて、ステレオ再生が可能になった事でHomePod miniはサウンドステージがワーッと広がって表現が豊かになったようだ。オーディオはやっぱりこうでなくちゃ。なんだか今まで損をしてたような気がする。